「はじめての路上教習でハンドルから両手を離して教官にブチギレられた男」
どうもイクルミ教授です。
今回は一生で4000万円使うとも言われる車についての内容です。
ホリエモンは『家、車、家族、結婚』の4大支出を人生から捨てると、
1億7250万円がゼロになり、経済的に自由な人生が送れると著書に書いています。
富裕層向け金融機関で働く私、イクルミ教授は、QOLをブチ上げるために、
4大支出に加え、『保険』『高級時計』『高級ブランド品』の7大支出をカットせよと提唱しています。
今回はイクルミの知識を元に、人生で家の次にお金を使う『車』について、
経済的な観点から解説していきます。
結論、車を買ってはいけない
結論から言うと、一部例外を除き、車は買うべきではありません。
移動には、公共交通機関、タクシー、レンタカーを選ぶべきです。
この一部例外とは、車がないとどうしても生活できないような、
田舎に住んでいる人のことです。
親の介護でどうしても田舎に住まないといけなかったり、田舎での生活が大好きだと言う人は除きます。
電車やバスが通っている都心に住んでいる人は車を買ってはいけません。
理由は5つ。
①車は負債
「お金持ちは、負債を買わず、資産を買います。」
負債
=持っているだけでお金が減っていくもの
資産
=持っているだけでお金が増えるもの
では、車はどうでしょうか?
・ガソリン代
・駐車場代
・車検代
・自動車税
・保険料
・メンテナンス費用
車は持つだけでお金がかかる負債と言えます。
買うときにも高額な本体代や人によってはローンで利子がかかるのに、
ガソリン代や保険料、自動車税はずっとかかり続けます。
車の種類にもよりますが目安として
・自動車税 3万9500円(1万800円)
・自動車重量税 2万円(5000円)
・ガソリン代 10万円(6万円)
・車検代 5万円
・自賠責保険代 1万2000円
・任意保険代 4万円
・駐車場代 12万円
合計(年間) 38万1500円 (29万7800円)
※()は軽自動車
これらに加え、ぶつかって壊せばメンテナンス費用や、交通違反をすれば違反金が取られます。
本体代 300万円÷10年=30万円
30万円(本体代)+40万円(維持費)
=70万円
本体代も考慮すると年間トータルで70万円近いコストがかかります。
つまり、車は立派な負債なのです。
②時間の無駄
目的地まで、車で30分、電車で45分
一見、車で行った方が良いと感じるかもしれません。
しかし、仮にあなたが運転する場合、車に乗っている時間は、
軽いおしゃべりや、ラジオを聞くことはできますが、基本は運転するだけです。
ただ、電車の45分は仕事をしたり、本を読んだり、動画を見ることができます。
車で30分、電車で45分で仮に電車の方が時間がかかったとしても、
イクルミは、時間を有効活用できる電車の方を選びます。
つまり、運転をして移動している時間というのは時間の無駄なのです。
③現代はサービスが整っている
現代は都市であれば、電車、バス、タクシーが整備されています。
公共交通機関はとても安いですし、会社員であれば会社が定期券を負担してくれます。
さらに、買い物に行くにしても、
アマゾンで頼めば、指先1つで重い水や食料品を届けてもらえます。
ウーバーイーツで食べたいものも家に運んでくれる時代です。
多少コストはかかっても、自分で買いに行くより圧倒的に時間と労力の節約になります。
家族で旅行に行くにしても、バスツアーがありますし、
どうしても車が必要な時はレンタカーを使えばいいですし、
最近ではカーシェアリングサービスも充実しています。
これだけサービスが整った時代に自家用車は必要ありません。
自分の住んでいる地域はそれらのサービスがないとしても、
車の維持費に年間70万円近くかかるということは、その費用を浮かせば、
今より月5~6万円家賃の高い立地の良い場所に住むことができます。
そうすれば、ほとんどの人が上記のサービスを受けることができるエリアに住むことができます。
④死亡リスク
車を運転すると死亡リスクが上がります。
自分が悪くなくても、不慮の事故に巻き込まれて命を失うケースも少なくありません。
ある人が車を運転中、いきなり大きな布が前から飛んできて、
視界を覆って何も見えなくなってしまう動画を見たのですが、あんなのは誰にも避けられません。
日本では、年間3000人以上の人が交通事故で亡くなっています。
私の友人も車を運転していて亡くなってしまいましたし、
死ななくても、親戚には事故で下半身不随になって一生歩けなくなってしまった人もいます。
そうなれば経済的損失だけでなく、自分や家族のQOLも下がってしまいます。
これは自家用車だけでなく、タクシーやバスにも言えることです。
移動には車よりも電車の方が死亡リスクが低いので、なるべく電車を使いましょう。
⑤人を殺してしまうリスク
普段生きていて、故意でもない限り人を殺してしまうことはほぼありません。
しかし、車を運転するとその気はなくても人を引いてしまって相手にケガを追わせたり、
最悪殺してしまうかもしれません。
子供がいきなり飛び出てきたり、高齢者が急に倒れてしまったりすれば、
どれだけ運転が上手い人でも避けられません。
日本では歩行者がどれだけ悪くても基本的に裁判をすれば、車が不利になるようになっています。
運転はリスクが高い割に、メリットと言えば移動できることのみ。
公共交通機関の整った都市部で車を運転することは、ハイリスクローリターンです。
それなら立地の良いところに住んで便利な生活をすることができれば、
交通事故を起こすリスクも減り、時間も増えて一石二鳥です。
最後に
クルマは、
・持っているだけでお金が減っていく負債
・現代はサービスが整っている
・車に乗ると死亡リスクが上がる
・人を殺してしまうリスクもある
4つの理由から車は買うべきではないと言えます。
どうしても車が大好きだいう人、運転手を雇えるような余裕のある金持ちは車を買ってもいいと思いますが、
普通の人は車を買うべきではないと言えるでしょう。
車代に浮いたお金を家賃に使って会社の近くに住んだり、駅チカに住めばQOLブチ上がりです。
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