「QOLをブチ上げる!」『健康』『お金』『モテ』について発信中

【完全解説】 難易度の高い証券外務員一種資格、学習計画とタイプ別勉強法を紹介

お金の知識、人生で知らないと搾取されてしまいます。
しかし、学校ではお金の知識はほとんど教えてもらうことができません。
私がお金の勉強としてよかったことは、【証券外務員資格】の取得です。
『世の中の仕組みを知りたい』
『金融機関で働きたい』
『すでに金融機関から内定を取っている』
という方には必読の内容です!
これを読むだけで、概要、メリット、問題形式、配点、難易度、学習法といった
証券外務員試験の全てが分かります。

証券外務員資格とは?

証券外務員資格とは、証券会社、銀行、保険会社といった金融機関で営業するための資格です。

証券外務員資格を持って、適正な手順で登録すると、お客さんに株や債権などの金融商品を勧めたり、
金融商品を売買したり、資産運用の相談に乗ることができます。

証券外務員資格をおすすめする理由

画像1

世の中の仕組み、ルール、会社、株の基本を学べる

私は証券外務員一種を持っていますが、株や債権の仕組みを学ぶことができました。
特に、PBRやPERといった株式投資に必要な知識は必ず人生の役に立つと感じました。

金融機関で営業する資格になる

もちろん、お金の勉強ならFPでも勉強できますが、
FPはあくまで、お金について勉強した証明としての資格にすぎません。
証券外務員資格は金融業界では必須資格です。
タクシー運転手が自動車免許が必要なように、
金融業界で働くなら、証券外務員資格は、「取っておかないと仕事になりません。」
そのため、金融機関は、FPよりも外務員資格の取得を優先されます。
証券外務員資格は、知識と必須資格が得られて一石二鳥です。

金融就活に有利

就活前に資格を取っていれば、金融機関への就職に意欲があると見てもらえます。
有名な試験ではないので、周囲と差別化ができます。

勉強すれば誰でも受かる

そして、外務員試験は大学入試のように決められた人数しか合格できない試験ではない点も魅力です。
試験内容の70%を正解すれば誰もが合格するので、勉強すれば必ず結果につながります。
まずは、証券外務員資格の取得をおすすめします。

外務員試験は一種、二種どちらを受けるべき?

証券外務員資格には、ニ種外務員と一種外務員があります。
二種のほうが簡単で、一種のほうが難しいです。

ニ種は金融の基本的な内容

・証券市場の基礎知識 10点
・経済金融財政の常識 20点
・金融商品取引法 32点
・協会定款 46点
・取引所定款諸規則 12点
・株式会社法 20点
・株式業務 52点
・債券業務 40点
・投資信託 34点
・証券税制 22点
・セールス業務 10点
・付随業務 10点

一種はデリバティブ付き

一種は二種の内容+デリバティブという複雑な金融商品についての問題が含まれています。
二種の内容+
・先物取引 42点
・オプション取引 34点
・特定店頭デリバティブ 30点
一種にはニ種の内容が約70%出てきます!
つまり、せっかく資格を受けるならいきなり一種を受ける方がコスパがいいです。
次の金融危機の原因になるとも言われるデリバティブの内容は知っていて損はないです。

一種外務員試験、出題形式と合格率

画像1

出題形式

440点満点、308点合格(70%)
○×方式    2点×70問
五肢選択方式 10点×30問
全て選択で記述はありません。
○×方式はテキトーに解いても半分は当たります。

難易度は高め

証券外務員の資格は簡単と言われます。
しかし、証券外務員試験の内容はなかなか難しく心が折れます。
例えば、
「制度信用取引の委託保証金の代用有価証券にすることができるものとして、国債、国内の金融商品取引所に上場されている外国地方債証券がある。・・・○か×か?」
という問題があります。
意味がわからないですよね。
「簡単と言われていたのに話が違う」
「意味のわからない言葉だらけで萎える」
「量が多すぎて覚えられない」
となりました。
合格率も約40%ということなので、半分以上の人は落ちてしまいます。
私も資格勉強の初期は今後のサラリーマン人生が心配になりましたが、そんな私でも合格することができました。

資格の取得までどれくらいかかる?

画像1

正直難しい内容の証券外務員試験ですか、
時間をかけてコツコツと暗記していけばそこまで難しくありません。
ネット上には1週間で受かる!などという記事もありますが、
よく読むともともと金融の知識がある人が書いていたり、初心者には再現するのは厳しいです。
私は3ヶ月で一発合格しました。
人によって勉強のスピードは異なると思いますが、
1ヶ月〜半年の間を目安に勉強して下さい。

学習法

テキストを買う

まずはテキストを買ってください。
そして、インプットである暗記をしましょう。
いきなり問題集を買って勉強してくださいというサイトもありますか、
何も知らない状態で問題を見ても意味がわからなくてつまらなくなります。
問題の多さに萎えると思うので、まずはテキストを暗記しましょう。
金融機関でお勤めの方は会社から支給されると思いますが、
読みにくいものも多いので、こちらのテキストをおすすめします。

問題集を解く

インプットができたら問題集を買いましょう。
実際の試験で出題される問題は問題集とほぼ同じ内容なので、
模擬試験で受かるようになれば合格の可能性は高いです。
何度も繰り返し問題を解いていきましょう。
毎日解いていると、1ヶ月もすると出題傾向がつかめてきます。
最初はわからない問題ばかりで心が折れるとは思いますが、
1問5分のように、少しずつでいいので問題を解いて下さい。
TACの問題集はとても分かりやすく、本当にそのまま出ました。

学習計画

私の勉強のプランは
1ヶ月目 二種の内容を暗記、インプット
2ヶ月目 一種の内容を暗記、インプット
3ヶ月目 模擬テストの問題を解きまくる
という計画で学習しました。
分割すると敵が弱体化するように、勉強内容もひとつひとつ分けてあげると簡単に見えてきます。
いきなり全部を勉強しようとすると量が多いので、心が折れてしまいます。

勉強が苦手、独学では続かない

ただ、テキスト、問題集だけではモチベーション維持が難しいです。
勉強が得意な方はテキストと問題集だけでも問題ないですが、
勉強が苦手、独学では続かない方は、スタディングの動画教材がおすすめです。
3日ほどかけて、かなりリサーチしましたが、スタディングしかまともな動画教材がありませんでした。
他の教材は5万円で高すぎたり、情報が古すぎるものばかり。

オンライン教材ならスタディング一択

スタディングの動画学習は、ひとつひとつ内容を丁寧に解説してくれ、演習問題もついています。
さらに、何時間勉強したかを自動で集計してくれるので勉強するモチベーションも上がります。
私は開始2週間で独学を諦めてスタディングを申し込みました。
高かったので、2週間は躊躇していましたが、
早く買っておけばよかったと後悔しました。
確実に合格したい方には自己投資になります。

タイプ別学習プラン

【勉強が得意な人】
・テキスト& 問題集
【勉強が苦手な人】
・テキスト & 問題集 & スタディング動画講座

まとめ

・最初は心が折れて、萎えるがゆっくり、ひとつひとつ勉強すると覚えられる。
・まずはインプットして、その後問題をどんどん解く
・独学がしんどいなら動画教材で学ぼう
以上が外務員資格の概要と勉強法です。
あなたも外務員試験を勉強して、お金の知識と金融資格を獲得してください。
合格する頃には知らなかった用語もわかるようになり、金融リテラシーがブチ上がっているはずです。
最新情報をチェックしよう!